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ソーシャルファンディング
2012/03/29 ( Thu )
最近、ミュージックセキュリティーズとかCAMPFIREなどといったソーシャルファンディングのサービスの記事などをよく目にするようになりました。
ソーシャルファンディングとは、何かコトを始めようとした人が、必要な資金を主に一般の個人から広くお金を集めることをいいます。
例えば、自主制作の映画を作りたいとか、海外で働く女性を取材したいとか、被災地で落語会を開いて笑いを届けたい、レストランを改装したいとか様々です。
被災地の復興を応援しようというテーマで資金を集めているファンドがありますが、これは1口1万円のうち5,000円が寄付、残りの5,000円が出資金となり、この出資金が将来の売上に応じて償還されます。
これは、いくつかのファンドを合わせて何億円というお金が集まっているようです。
どの様な人がこのファンドにお金を入れているのかと思ったら、何とうちの社員の1人が申し込みをしていました。
投資先は食品会社なのですが、たまたま展示会で名刺交換をした先だったようで、寄付をしてもいいかなと思ったそうです。
今後、こういったことがもっと身近になってくるのかもしれません。
6次産業化支援ファンド
2012/02/07 ( Tue )
本日の日本経済新聞に「官民で農業強化ファンド」という記事が載っていました。
国や自治体の他、民間企業や金融機関も出資してファンドを組成し、食品加工や流通まで手がけようとする農林漁業者(いわゆる農業の6次産業化)を支援するという狙いです。
今までの補助金と違うところは、お金の出し手が10~15年の投資機関の後に資金を回収するということ。従って、審査がより厳しくなると同時に、ファンドがハンズオンで支援を行います。
補助金の支援による事業は、得てしてお金をもらうことの方に注力しがちで、その後の事業自体は泣かず飛ばずのところが多かったようです。本来であればしっかりとした事業プランとそれを実行するための熱意や人材が必要なのですが、それらが十分でなかったことも一因でしょう。
今回は投資資金の回収が前提で、資金を投資する方も調達する方も真剣になるでしょうから、その分事業の成功率が高まることを期待したいと思います。
明けましておめでとうございます!
2012/01/01 ( Sun )
皆さま、明けましておめでとうございます!
昨年は震災と原発事故が重なり多難の年でした。
今年も政治の混乱が続き、景気の行く先も不透明な状態が続きそうです。
どんな状況にも関わらず、力強く進んで行きたいと思っています。
本年も、よろしくお願いいたします。
作ったものを売る、売れるものを作る
2011/12/15 ( Thu )
「こんないい商品なのに、何でもっと売れないのだろう。」「どうしたらもっと売れるのだろう」こう考えている方は沢山いらっしゃる、というよりほとんどの皆さんがそう考えていると思います。
ものを作って売る時の考え方として、売りたいものを作って売る、という考え方と、売れるものを作って売る、という考え方があります。言葉をかえると、自分が「これはいい」と思うものと売るのと、自分はともかく他の人に売れそうなものを売るという2つの視点です。
前者は、例えば「いいもの」を作ろうと栽培方法にこだわった野菜や果物などがこれにあたります。一時大変に話題になりました「奇跡のりんご」などは、その成功例と言えるでしょう。後者については、例えばタバコなどはこれにあたるのではないでしょうか。海外のあるタバコ会社の社長が「タバコは吸うものでなく、売るものだ。」と言ったという話を聞いたことがありますが、その真偽はともかく、それも一つの考え方であるように思います。
もちろんこの2つの考え方は必ずしも相反するものではなく、売りたいものイコール売れるものというのも沢山あります。ただ、少なくとも言えるのは、お客様に受け入れられないものはどんないいものであっても売れないということでしょう。
つまり、自分がいいと思っているものを作っている人は、それを受け入れていただけるお客様を探して、あるいはそのようなお客様に自社の商品のことを知っていただき、買っていただかなくてはなりません。従って、売上を上げるためには、数ある商品の中で、自分の商品を欲しいと思っているお客様がどのくらいいるのか、そのようなお客様がどこにいるのか、どのようにしたらそのようなお客様に自分の商品を知ってもらうことができるのかなどをしっかりと考えていく必要があります。
お客様に受け入れてもらうために、商品作りに磨きをかけて、今世の中にあるものより良いものをより安く提供するというやり方もあるでしょう。お客様によっては、求めているのはいい商品でなく、といってもひどい商品では困りますが、欲しい時にすぐに手に入る商品だったり、買い物自体が楽しめるお店に置いてある商品だったりする場合があります。お客様が年配の方であれば、少量でもちょっといいものが食べたいということになるでしょうし、育ち盛りの子供がいる家庭では「質より量」かもしれません。お客様が欲しているのは何なのか、更に、そもそもお客様はどのような人なのかを理解することが売上を上げるための第一歩といえます。
ただ、これが言っているほど簡単ではありません。
私たちも日々頭を悩ませているところでもあります。
良いものが売れるようになるために
2011/12/14 ( Wed )
仕事柄、生産者さんや食品加工メーカーさんとお会いすることが多いのですが、皆さん本当に一生懸命に良いものを作ろうとされています。栽培方法にこだわった野菜や製法にこだわった加工品も沢山あります。これだけこだわって良いものを作ったので、これは絶対に売れる!と思うのもおかしくないかもしれません。
ところが現実はそうとも言い切れないようです。
なぜなら、お客様は作り手にとって良いものではなく、お客様が買いたくなるものを買うからです。
それではお客様が買いたくなるものとは一体何でしょうか。
まず、当たり前のことですが、お客様がその商品の存在に気付くものであるということです。商品に気がつかない限りはどんなに良いものであっても買いようがありません。お店に置いてもらう場合には、お客様の目につくようなところに陳列してもらったり、あるいは自分が売り子となって販促を行う必要があるかもしれません。また自分で販売する場合には、集客にも力を入れる必要があります。インターネットで販売する場合など、ウェブサイトを立ち上げれば売上が上がると思っている方も多いと思いますが、何千、何万とあるウェブサイトの中から自分のウェブサイトを選んで訪問してもらうだけでも大変なことです。実際のお店でも、路地裏にあったりすると気付かれにくいですよね。
2つ目に、お客様に「いいな」と思わせるような特徴があることです。これは味だけではなく、使い勝手の良さや調理のし易さなども含まれるかもしれません。お客様の家族構成や年収などにより、どのくらいの分量をどのくらいの価格で販売すれば売れるのかも変わって来るでしょう。どの様な人に商品を販売しようとするのかにより、何を売りにしたらいいのかが変わってきます。
3つ目は、その商品の特徴や良さが伝わり易い商品設計やプロモーションが行われているかということです。「とろっ豆」や「鮮度の一滴」など、特に加工品についてはその商品の売りを一目でわかってもらうためのネーミングが重要だったりもします。食材の場合でも、それが珍しいものだったりすると、もともとそれを使う人や調理方法が分かる人が限られるために売るのが難しくなります。また、包装のデザインやトーンなども伝えようとするイメージに沿ったものである方が好ましいでしょう。
これらの条件は、他に似たような商品が沢山あるほど厳しくなってきます。逆に、他に似たようなものがない商品であれば、少々魅力が下がっても売れる可能性があります。地方のスーパーなど周りに他のお店がないようなところで、例えば卵やハムなどが1種類ずつしかなければ、味も値段もまあまあでそれほど魅力がないものであっても、それらを食べたいと思う人はそれを買ってしまうでしょう。
ぜひ一度これらのことをチェックして見て商品力、販売力のアップに繋げて行きましょう。